TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

せっかく同じ映画を見たのだから・・・

 夏休みということで、旅行など家族ででかけることが普段より多くなります。特に子供が小学生の間はいろんな所へでかけますね。泳ぎにいくこともあるでしょうし、自由研究のために博物館や科学館のようなところへいったり、時には映画を見ることもあるでしょう。私も娘たちが小学生のころはよく一緒に映画をみました。夏休みは「ポケモン」を見るのがお約束でしたね。他の作品もそうですが、「ポケモン」はかなりの完成度ですから、大人の鑑賞に十分耐えるものとなっています。時には感動するような話もありましたね。

 さて、せっかく同じ作品を見たのですから、「面白かったね」で終わるのはあまりに勿体ないと思います。互いの感想や意見をを交換して話をすることがいいと思います。子供に喋らせると、本当に子供がその映画を理解しているががよく分かりますし、どんな感性を持っているのかも分かります。場合によっては大人並の鋭い感性があるかも分かります。そして、子供の話を聞くだけでなく親が感じたことを伝えたり、何がポイントでメッセージが何かを語ってやるとたいへん勉強になるものです。子供は分かっていても言語化できない場合がありますから、適切な言葉を親から聞くことで理解が深まり、その映画に対する思い入れも変わるでしょう。そして満足度をさらに増幅することになります。

 こういったことは映画を見た後だけでなく、あらゆることに対して有効だと思います。常にこのような経験を通してしっかりと影響を与え徐々に教育をしていくことが理想だと思います。でも、皆さん忙しいですし、子供が中学生以上になると本当に時間を共有することさえ難しいですけどね。夏休みくらいはそういう時間を取りたいものです。

 

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