TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

新しくするということ

 何でも新しくなると気分がいいものだ。自然とうれしくなるし、なんとなくやる気にもなるし、ポジティブな発想を持てることもある。もしかしたら、一時的に性格も変わるかもしれない。神社も式年遷宮をして20年とか25年に一回、宮を新しく建て替える。(最近では伊勢神宮遷宮がたいへん話題でしたね。)新しくすることで、霊力を高めると言うかエネルギーを吹き込むと言うか、詳しくは知らないが、注目し直し気持ちを引き締めることは明らかである。

 

 先日、久し振りに靴を買った。随分と長く履いていたのでボロボロだった。新しい靴は、まだ少し硬さがあるがしっかりとていて歩きやすい。姿勢さえよくなった気になり、やはりなんとなく嬉しく思う。私は貧乏性なので何でもトコトン使いきる。そのうち愛着がわき益々使い込み、結局、壊れてしまい使えなくなるまで使うことが多い。我々の世代はそういう教育を受けてきたものである。物を粗末にすると親や祖父母から「勿体ない」「罰が当たる」なんてことを毎日のように言われて育ったのである。(そういうえば、最近は罰が当たるって聞きませんね。)

 

 しかし、新しい物の持つパワーはそれなりにある。たかが靴一足でも人の気持ちを変えることができるのである。物を大事にすることはいいことだが、この新しい物の持つ力は上手く使うべきではないかと思う。特に、落ち込んでいるとき、スランプに陥っているとき、何をやっても上手くいかないときは、思い切って何かを新調したり、新しいものを手に入れると良い。気持ちが晴れやかになり、意外と簡単に苦しみから脱出できるかもしれないのだ。先日、靴を買ったときそんなことを考えた。でも、それを口実にしてはいけませんけどね。

 

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