TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

短い時間を大事に

15分あればワークの1ページを終わらせることができる。

10分あれば漢字や単語を10個程度は暗記できる。

5分あれば授業ノートに目を通して復習することがでる。

1分あれば気になった言葉を辞書でしらべることもできる。

 

短い時間でもその気になれば、いろんな勉強ができるのだ。

その短い時間の勉強も毎日積み重ねれば膨大になる。

1ヶ月でも継続すれば結構な知識が手に入るのだ。

長時間連続した勉強も当然大事だけど、こういった短い時間もかなりの価値がある。

 

我々は(大人も子供も)日常生活のなかで、いろいろな「待ち時間」を持っている。

電車やバスを待つ時間、食事を待つ時間、人を待つ時間、何かの始まりを待つ時間…

1日にある待ち時間を集めてみると合計1時間くらい(人によってはそれ以上も)にはなりそうである。その待ち時間に何をしているのだろうか?

本当に何もしていないよね。無駄にするのはもったいない。

 

受験生もまだ差し迫った時期ではないが、今からこういう意識で時間を大事にしていると、入試直前の本当に切迫した時期に、焦らずに理想的な時間を使うことができるようになるのだ。

 

時間の使い方はいわば癖である。より良い癖をつけておきたいものだ。