トランプで遊ぶことって結構大事だと思う。ゲームを通して様々なことを学べるのである。ゲームを有利に進めるためには様々な工夫が必要である。どのタイミングでどのカードを出すかなどは、たいへん頭の使うことである。当然、自分だけでなく、相手がどうでるのかも考え、いろんな駆け引きも展開される。場合によっては友達のいじわるな性格に触れることもあるし、普段は見せない顔を垣間見れるのがこのゲームの面白いところだ。その中で本当にいろんなことを学ぶのである。だから成長期にこういうゲームを経験しいろんな力を鍛えておくことはかなり大切だと思う。
しかし、このトランプ遊びも昔ほどは一般的ではないようだ。下手をするとほとんど経験したことがない子供もいるようだし、聞くところによると「スペード」や「クローバー」という言葉さえ知らないという子供もいるらしい。驚くと同時にたいへん残念なことだと思う。少し大きな視点で捉えると、文化の伝承が分断されているのだから。我々大人はいろんなことを反省しないといけないと思う。
ちなみに、私の塾にはトランプが置いてあって授業終了後などは自由にプレイしてかまわない。5分でも時間があれば小学生はトランプで楽しんでいる。決して悪いことではない。
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