TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

案内文書一枚で保護者を呼び出すということ

今夜は、中1の中2の保護者会を開きました。

お忙しい中、ご参加いただきました保護者の皆さま、本当にありがとうございました。もう少し、フランクな空気を想像していたのですが、たいへん真面目にお聞きいただき恐縮しております。私自身の気持ちが引き締まりました。

 やはり、新学年をスタートしたところですから、この一年の見通しや方針、注意事項を含めて、情報伝達することはたいへん有意義なことだと思います。特に中1は初めてのことが多く、不安もなかなか払拭できないですよね。こういう機会に情報を取り入れて不安を取り除くことができれば、いいですよね。中2はたいへん重要な学年です。その重要な学年のポイントをご理解いただけたことと思います。

 

 さて、最近よく思うのですが、塾は当たり前のように保護者会や懇談会と言っては保護者を呼び出します。しかも、電話などで直接お願いするのではなく、案内文書一枚です。ある意味、失礼と言えば失礼です。たいへん忙しくしている方もたいへん多く、予定を調整してまでお越しいただくことも珍しくありません。また、決まって出にくい時間です。家族やほかのお子様を放っておいて、お越しいただく方もおられるでしょう。そんな状況で案内文書一枚でお越しいただけることを当然だと思ってはいけません。それだけ、お子様を大切に思う気持ちの現れです。本当に、ありがたいことです。若い時はピンとこなかったのですが、ようやく、このことの重大性がわかってきました。

 

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