TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

We are the world.

ここ何回か小学生の英語の授業では、あの名曲の「We are the world」を歌ってる。歌っているだけで、文法的なことや解説はしてない。ある程度覚えて歌えるようになったらいろいろ解説してもいいと思うが、小学生なので、興味を持ってもらうことが一番の目的にしたいと思っている。

 子供たちは、有名な曲なので今までどこかで耳にしたことがあるようだが、どんな歌なのか、誰が歌っているのかは知らない。だから、PVを見せて歌を聞かせながら、いろいろとこの曲の背景を教えてあげた。さすがに、高学年、なるほどという顔で聞いてくれる。しかし、この企画に参加した有名なアーチストのことは、今の子供たちは全く知らない。知っているるのは、マイケルジャクソン程度である。それもそのはずこの曲のリリースは1985年、約30年前。30年と言えば見事に1世代となる。知っているほうがおかしい。でも、世代を超えて知られているマイケルジャクソンは偉大だと改めて思った。

 さて、PVを見ていると生徒の興味がいろんなところに向けられるが、専ら生徒たちの興味を惹きつけたのが、ライオネルリッチーである。どうも、ライオネルリッチーの顔が強烈なインパクトを与えたようで、歌よりもライオネルリッチーに大きな関心を示していた。子供の気持ちは分からなくもないが、今の時代からすると個性的な顔に見えたのだろう。まあ、興味を示してくれたことはいいことだ。

 

 この曲は流行ったのは1985年だから私が中3の頃だ。当時はかなり話題になったが、中3の私はそれほど関心がなかった。でも改めて今PVを見て歌を聞くと参加アーチストの顔ぶれに驚かされる。歌も簡単な歌詞だけどたいへん歌いやすくいい歌だと思う。文句なしに名曲と言えるだろう。

 歌を歌ってばかりいられませんが、いろんなことを題材に学ぶことはいいことだと思います。さあ、次の曲は何にしようかな。