TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

教材の決定

塾を開くときに教材を何にするかは本当に悩んだ。

たくさんの見本教材を見て検討したが、どの業者の物も大変質が高く、甲乙つけがたかった。あとは実際に使ってみないと何とも言えない。教材の細かな良い点も悪い点も授業をしながらでないとわからない。更には生徒の学力によっても変わってくる。よくできていても生徒の学力に合わなければ悪い教材になってしまう。

 そんな中、今年度初めて採用した教材を実際に使ってみると、これがかなり良い感じであった。うちの塾は生徒の学力の幅も結構広くしかも一クラスで運営するので、やっぱりたいへんなのだが、教材のバランスが良くたいへん授業がしやすかった。もちろん、完璧ではないので補助教材を少し作成するが、それほど労力がかかるレベルには至らなかった。本当に教材に助けられた。

 間もなく来年度が始まるので教材を見直しているが、それほど大きな変更をかけなくてもいけそうだが、一部の気になる教材は新たに導入していくつもりである。

 先日、塾対象の教材展示会に行ってきたが、魅力的な教材が本当に多くてワクワクした。一昔前とは異なり、工夫して開発されている教材がたいへん多い。本当に魅力的な教材が多くなった。しかし、先生がその教材に負けていてはダメだ。その教材の力を100%引き出せるスキルを持たないといけない。教材を手に取りながらそんなことを考えた。