TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

大手塾へ通っても花形講師に当たるとは限らない

 大きな塾へ通っても、その塾を代表する花形講師の授業を受けることができるとは限りません。また、大きな塾は各地に教室や校舎がありますが、自分が在籍する教室や校舎にスーパー講師がいるかどうかもわかりません。昔とは違いレベルの高い凄い先生は減っているのです。名前の通った大手塾ならどこにでも花形講師がいるということではありません。しかし、仮にいるとしましょう。自分が通っている大手塾の教室にその塾を代表する凄腕の先生がいるとしましょう。それでも、その先生に教えてもらえるかどうかはわかりません。大きな塾の場合、トップ講師はトップクラスを教えます。つまり成績優秀なクラスを教えるのです。成績が芳しくない下のクラスの授業を受け持つことはまずありません(一部を除いて)。これは日本全国どこへ行ってもほぼ同じです。下のクラスは指導技術が不十分で、要するに下手な先生が受け持ちます。そういうものなのです。良い先生がいると聞いて大きな塾に入ったのに、成績が届かなければ、花形の先生に教えてもらえないんですよ。これも、実際によくあるのです。

 では、スーパー講師に教えてもらうにはどうするばいいでしょうか。簡単です。個人塾でスーパー講師を探せばいいのです。長くやっている個人塾の先生は相当レベルが高いですよ。大手塾を退職して独立した先生も多いですからね。そういう先生は大手塾では基本的にトップレベルの講師です。中には相当な名物講師だった先生もいますよ。(手前味噌ですが私も前の塾では英語科主任を3年、校舎長も6年勤めましたからね。)個人塾の場合は大きさはそれぞれですが、基本的に塾長が全員教えるところが主流です。大手塾の花形講師級、トップ講師級に当たる先生が普通に教えています。生徒の成績が優秀であろうが、芳しくなかろうが普通に教えているのです。ですから、多少遠くてもそういう塾を見つけた方が安心して勉強できますし、授業料に見合った指導、いやそれ以上の指導を手に入れることができますよ。ですから、先生に注目するなら個人塾がベストだと思います。でも、考え方はそれぞれで、大手塾のブランドが必要な方も、先生ではなく大手塾のシステムに金を払いたい人もいるでしょう。まあ、それはそれですね。

 というわけで、新入生を募集しています。よろしくお願いいたします。

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