TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

教材展示会へ行ってきました

教材展示会に行ってきました。

 日頃お世話になっている教材販売代理店会社の主催で年に2回~3回ほど行われる大きなイベントです。いろいろな教材メーカが集まり、新しい教材が並べられております。実際に手に取ってみることができ、もちろんメーカーの営業マンから説明を受けることもできるので、非常に有意義なイベントなわけですよ。ネット上でもテキストの内容が分かるようになっていますが、やはり実物を見ないことには何とも言えませんし、ネットでは出会わない教材を見つけることができるわけです。そういう教材を見ているとやる気がどんどん膨らみますし、授業のネタが閃いたりすることもあり、一時間くらいあっという間に過ぎ去ってしまう熱いイベントなのです。

 さて、このイベントに行くと塾の先生方が多く来られています。私も知り合いの先生や昔の仲間だった先生に出会うのでそういう意味でも楽しいわけです。しかし、来ているのは個人塾や小規模塾の先生がほとんどだと思われます。大手塾の先生はいないのですよ。実際、自分も大手塾に勤めていたころはこういうイベントに参加したことがなかったですからね。でもですね、こんなに凄い面白いイベントに参加しない、参加できない大手塾の先生はかわいそうですね。先生業の面白さは授業をすることだけでなく、教材研究や、教材を作ったり探したりするところにもあるのです。自分が思うような授業をするためには、それに合致した教材が必要なわけで、そのために教材を探すことは当然のことです。それが本当に楽しいのですよ。大手塾は教材にカリキュラムも教え方も全部決められていますからね、教材を探す必要はないわけで、それはそれで楽なのですが、そうなると、先生としての面白さもそうですが、成長はないのですよ。スキルもある程度で止まったままになるわけですから、それは詰まらいわけですよね。自己研鑽の必要がなくなるのですよ。その代わりに販促活動や募集活動にエネルギーを注ぐのです。会社側としては別にいいですよね。塾講師としてのスキルが上がらないと辞めて独立される危険性もなくなるわけですし、そのレベルの先生なら辞めても簡単に補充ができるわけですし、トップ層を教える少数のベテラン先生がいれば成立するわけですからね。ま、そういうことです。

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