TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

試験範囲が100ページ以上って、正気か?

 先日、期末考査が終わったばかりですが、中学校の定期考査を巡ってはいろいろと思うことがあります。その一つが先日の期末考査でもありました。それはテスト範囲です。定期考査ですから、決められた試験範囲があり、その範囲内からの出題となります。生徒には範囲表が配布され、教科ごとに詳しく記されてます。私もその範囲表を確認して指導の内容と方針を決めるのです。というわけで、先日も範囲表を見ながらいろいろ考えていたのですが、ある中学の社会の範囲を見て驚きました。次のように書かれていたのです。

 公民的分野:P6~P116 

一瞬目を疑いましたが、はっきりと書かれてました。なんと100ページオーバーですよ。(まるで実力テスト!)もちろん、社会ですから、写真や図も統計もありますから、全てが文字ではありません。しかし、100ページ以上は多いですよね。覚えることは膨大でしかも公民ですから身近なようで身近でなかったり、専門的なことも多く結構な難易度なのですよ。地理歴史はできても公民は苦手とする生徒も多いのです。もちろん試験範囲が広いときは表面的な浅い知識になることがおおいですが、あまりにも広い。まともに勉強しょうと思えば、他の教科に相当あしわ寄せがいくでしょうね。今までも広いテスト範囲はいろいろ見てきましたが、100ページを超えたのを見たのは始めてですね。

 さて、この社会科は他にも問題があって、それは公民に入る時期のことです。昔と違って、中3になれば公民を学習するのではなく、歴史が終わってから公民に入ります。その時期が学校により、年度によってまちまちなのですよ。全体的な傾向としては早い学校で2学期のスタートから公民、だいたい2学期の途中から公民に入るところがおおいですね。ですから、この調子でいくと教科書が終わらないのですよ。だから、信じられないペースで授業をしたり、ほとんど授業をせずに、教科書を読ませておくだけでやったことにして、今回のような信じられないくらいの広いテスト範囲になっているような感じがするのです。生徒にはいい迷惑ですよね。これでは学力をみにつけることは困難です。特に塾へ通っていない生徒にとってはいい迷惑なのです。遅れる原因、範囲が広くなりすぎる原因を追究して改善していただきたいものです。

f:id:kuri2013:20180629222141p:plain

進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り

現在、冬期講習生募集しています。

説明会は12月8日(日)です。

お気軽にお問い合わせください。