TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

トップ校に進学する生徒は…

 トップ校を目指すのなら、トップ校を目指すための心構えが必要です。単なる憧れだけではトップ校には入れません。思うだけではどうにもなりません。がむしゃらに頑張るだけでも届きません。しっかりと心構えを作り、作戦を立てなければなりません。その心構えを作り、作戦を立てるためにには、まずトップ校に進学する生徒を知らなければならない。どういう生徒がトップ校を進学できるのかを知らなけれならないのです。

 

 トップ校へ進学する生徒は学力が高いことは言うまでもありません。5教科バランスの良い学力を保持しています。嫌いな科目はあっても、苦手な科目があってはいけません。高いのは学力だけではありません。勉強に関する基準が極めて高いレベルにあります。勉強を後回しにすることはありません。常に最優先しています。今すぐに取り掛かります。明日やればいいことも今日やってしまいます。もちろん、宿題を忘れることはありません。分からないことを放置しません。分からない問題で時間をロスしません。分からなければ自分で調べます。解説や説明をしっかりと読みます。そして、じっくり考えます。自分の力で解決できないときは先生に質問をします。

 

 トップ校へ進学する生徒はいろんなことを知っています。テストに出ることは当然、出ないこともたくさん知っています。いわゆる雑学知識が豊富なのです。しかし、それは誰かに教えてもらったのではありません。教えてもらわなくても知っているのです。日常生活の中で自分で吸収していくのです。常に目の前に現れる情報をしっかりと読み、自分のものにしていきます。テレビを見ながら遊びながら吸収していきます。

 

 トップ校へ進学する生徒はどんどんいろいろな問題に挑戦します。難しい問題、珍しい問題、面白い問題にどんどん挑戦していきます。そして、その挑戦をとっても楽しみます。問題を解いている時は、常に先生の立場で考えています。つまり、出題者の立場で考えるのです。毎回、そんなふうに考えているとテストに出される問題がわかるようになります。出るとことを普通に当てることができます。それは山勘ではありません。ですから、授業の展開も常に読んでいます。先を想像しながら話を聞きます。先生が次にどんな言葉を発するのかをしっかりと考えて授業を聞いているのです。もちろんメモを取るのも上手です。必要な情報だと判断したら、すぐにメモをします。

 

 トップ校へ進学する生徒は論理的です。常に筋道を立てて考えます。順番が明らかで秩序だっています。何かを説明するときも明解です。不要な情報は入りません。もちろん、文章を読むとき、問題を解くときも論理的に考えます。筋道を立てて考えるのでブレがありません。

 

 これが、トップ校に進学していく生徒の基準なのです。これくらいはできないとトップ校には入れませんし、入学後ついていくことができないのです。トップ校を目指すためにはこの状況を踏まえてた上で心構えを作り、作戦を立てないといけません。先生や親に依存しまくってトップ校に入ることはできなくはないですが、それで終わりではないですからね。

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