TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

値段で妥協していいのか…

 以前、誰かが(確か塾の先生)ツイッター

「値段で諦めることはあっても、

      値段で妥協してはいけない」とつぶやていました。

見事に正鵠を得たツイートで、爽快感さえ漂います。

 

これには、異口同音に「ほんま、それ」と唱えることでしょうね。もちろん、買うものにものにもよりますけどね。でも、安物は安物で、安い理由があるのですよね。中には「いわくつき…」という場合もあるわけですし。ですから、妥協をして安物を手にすると後悔することはよくありますし、(昔ほどではないですけどね)安物を買うときは「一時しのぎ」と割り切るべきですよね。私は安物を買うときは「当たればラッキー」と思っています。たまに良い物がありますからね。でも、それであっても機能が優れているだけで、耐久性に問題があったり、愛着がわくほどの物でもないですからね。やはり、その次元なのです。

 塾なんかまさにそうですよ。安い塾は先生の質がいまいちです。授業が下手な先生も多いですし、やる気のない先生も意外にいますし、人間的に問題があるケースも然りです。塾の都合でしか物を考えない先生も多いですよね。まあ、それは会社員ですから仕方ないのですが。また、授業数が少ない場合もありますね。週1回で中学生の学力を上げることなど、そう簡単にできることではありませんからね。

 塾の場合授業料が安いのはいろいろあって、一つは人件費をカットし、まともな先生がいないケース。学生講師ばかりで、(学生講師を否定しているのではありません)ほぼ素人状態で運営している塾です。せめて教室長にバキバキの教務力はあればいいのですが、それはレアケースですよね。大手の個別指導に見られる傾向すよね。そして、もう一つは、最初は安く見せかけておいて、入塾してからいろいろと追加料金を支払うことになるケースです。これは阿漕ですよ。教材費が異常に高額だったり、汚いプリントのコピーに何千円も請求されたり、あるいは、高額な合宿に連れて行かれたり、しかも、何度も。(合宿そのものは否定しませんよ)あるいは、変な本を買わされたり…。入塾の決めてとなった「〇〇金無料」の分などは知らないうちにあっさりと回収されていますからね。企業ですけど教育機関ですからね、こんな卑怯なことをするんですから日本もほぼ終わりです。

 ということですから、安さを前面に出している塾はご自分の目でしっかりと確かめる方がいいですよ。でも、ホームページ上に料金体系が全て公開されているところはまだましです。HPのどこにも料金が書いていない塾はアウトです。こんな胡散臭いものはありませんよ。今時、BMWでもルイヴィトンでもホームページに値段を上げていますからね。見せ方はそれぞれですが。

 ということですから、今から塾を探す方はご注意いただきたいですし、もう既にそういう塾に決めてしまった方は、今からでも遅くないですから、いろいろお考えになるべきだと思います。教育における「値段で妥協…」はそうとう後に尾を引きますからね。

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進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り

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ちなみに、うちは全ての料金をHPで公開しています。(当たり前ですが)