TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

伸びる生徒は先生との接触が多いもんです

 私学入試がひと段落して、(私学の入試結果はHPに挙げています)次は公立特色選抜ですね。2月20日(水)が学力検査日になっています。まだまだこれからです。

HP👉=TOP= 進学塾teTsu of 進学塾teTsu

 

 さて、毎年思うのですが、どの学年の生徒のこの時期には成熟してきますので、スタート段階と比べるとはるかに成長しているのですよ。ちょうど今は期末テストも近いですから、塾で自習することも多いのですが、別に細かな指示を出さなくてもきっちりとできますし、休憩していても時間がくれば全員が席につきますから、まあ本当に立派なんもんです。その中でも特に中3の勉強の様子は本当に素晴らしいですね。集中力は全く違いますし、しっかりと思考し理解を深めるといったこともかなりの高いレベルにまで達しています。当然ですが、どの学年のどの生徒と比べても、中3が一番いいですね。あらゆる当たり前のレベルが高いのです。もちろん、個人差はあるのですが、その中でも特に伸びている生徒は先生との接触が多いのですよ。塾にも毎日来ますし、必ず1回は質問にきます。多い時は4回~5回質問にくることもあります。もちろん、質問すべき問題なのです。単語の意味を尋ねるような質問ではありません。先生との接触が増えると、それだけも刺激になりますし、質問内容以外のことも教えられるのですから、「伸びる」のは言うまでもないことなのです。私は長年塾講師をやっていますが、これについては、昔も今も変わりません。

 伸びる生徒はもちろん努力をしていますし、その努力の仕方が大事なのです。間違った方法で、効率の悪い方法で長時間努力しても仕方がないのですよね。それでは、無駄がどんどん膨れ上がりますから、しんどさが消えないのです。そして、一向に勉強が楽しくならないのはここに原因があります。先生との接触が触れれば、そのまずい勉強にメスが入ることが多くなりますから、徐々に無駄が減っていきます。(ゼロにするのは無理ですけどね)

 そして、何よりも大切なのは心構えです。いい意味で楽をしたいと思うのはいいのですが、悪い意味の楽をしてしまう生徒や、テストに出る出ないということだけが判断基準の生徒、純粋にできるようになりたいと思わない熱意が低い生徒は、伸びにはやはり限界があるのです。勉強に対しては純粋な気持ちで向かい合わないとダメなのですよ。よく言われることですが、あらゆることに素直な態度で勉強に臨まないといけないのです。

 例えば、授業中、他の生徒が発問を受けていれば、自分が当てられていると思って必死考え、他の生徒が叱られたら、自分が叱られていると思って一緒に反省し、他の生徒が褒められたら、今度は自分が褒められるように頑張ろうと思う。こんな生徒は必ず伸びます。さすがに、ここまで純粋な生徒は少ないですがね、上位にいけば確実にいます。

 

f:id:kuri2013:20180629222141p:plain

進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り

電話:0742-51-6400

現在、新入生を募集しております。

お気軽にお問合せください。