TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

好感度は大事だよね

 中3の女子生徒で通知表がほぼオール5の生徒がいるのですが、先日、会話の中で「好感度あげることを意識している」とポツリと言ったのですよ。彼女は勉強はまじめですし、テストの成績はいいです。もちろん、多少の上下はありますが、安定して高得点を取り続けています。テスト前は勉強時間を増やすだけでなく、質の高い勉強を今まで続けてきました。丸暗記でわかったことにしないで、分かるまできっちりとやりきる勉強は大したものだと思います。彼女はそれだけではないのですよね。好感度を意識しているのです。なんとなくではなく意識しているのが素晴らしいところです。実際、彼女と話すといい雰囲気で会話ができますし、表情も豊かで生き生きとしているのが印象的ですね。話す側もついつい話をしてしまういい雰囲気を持っているのですよ。誰からも好印象でしょう。もちろん、ノートの文字もきれいです。誰がみてもわかる文字を書いています。授業も先生の顔をしっかりと見ていますよ。言うまでもなく忘れ物はありません。先生が評価するポイントをきっちりとおさえているのですよね。もちろん、そういうことですから、日々の取り組みに勉強が崩れる危険な要素はほぼないのですよね。だから、高い学力につなげやすいのですよ。

 でも、この好感度をきっちりと意識している生徒はそれほど多くありません。上位の生徒になれば増えますが、好感度を上げようとまで強く意識している生徒は少ないのですよ。上位の生徒はまじめですから、何事もきっちりとやります。その結果が好感度をアップさせているのですが、もっと意識するべきですよね。さらに、よくなりますよ。

学力中位層の生徒は本当「好感度」を強く意識して自分自身を改革することが必要があると思います。そうすることでメタ認知もできて自分が分かります。そして先生が何を求めているかが見えるようになるでしょうからね。本当に様々なことが見えるようになるのですよ。

 しかしですね、好感度を意識しないといけないのは生徒だけはなく、先生もです。なんか、必要以上に意地悪く、せこく、卑怯なのを平気でさらしている先生がいますよね。生徒があこがれるよなかっこよさ、渋さを見せて欲しいものです。

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