TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

凄い頑張りを見せる生徒は、その親も凄い!

 奈良私立高校入試まであと17日となりました。追い込みと言われる時期に入りました。受験生の頑張りは日に日に増してきます。「絶対に合格してやる!」という熱意がビシバシ伝わってくるのです。それに少しでも応えたと思って本日も自習室を開けています。強制ではありませんが、多くの生徒が集まって勉強をしています。

 さて、この時期になると信じられないほどの凄い頑張りを見せてくれる生徒が何人も現れます。学校と自宅以外は全部塾で過ごすような生徒も出てくるのですよ。時計も見ないで黙々と学習し、更には「先生、塾に泊まることはできないですか?」などととんでもないことを言い出す生徒さえいます。(もちろん半分冗談ですけどね)でも、それほど真剣なのですよね。そういう生徒を見ていていつも思うのですが、すごい頑張りを見せる生徒には凄い人がそばにいるとということです。まずは、先生ですね。やはりある程度の凄い先生が必ずついているものです。いくら生徒が頑張ろうと思っても先生のレベルが低かったり、先生の力量が伴わないと高いモチベーションを維持するのは難しいのですからね。その力量とは教える力だけではなく生徒の気持ちを受け止める力でもあり、冗談を言って生徒の気持ちをほぐすような力なのですよ。そのような総合力の高い先生がいるから生徒のがんばりも高いレベルになるのだろうと思います。そして、凄い仲間ですね。特に集団塾の場合は仲間意識は強くなりますし、ライバル関係も作りやすいですからね、仲間の頑張りは相当なパワーになります。

 しかし、それだでけで凄い頑張りが維持できるというわけではありません。最も大きいのはやはり親の存在だと思います。自分の子供を信じ、その頑張りを認め、どっしりと構えてくれる親の存在が大きいのですよ。親が不安にさいなまれ落ち着かないようでは子供は絶対に落ち着きません。また、必要以上に口うるさいのは話になりません。気を使いすぎて優しくしすぎるのも気持ち悪く感じます。また、頑張りに水を差すような発言(「たまには休めよ…」のような)も当然ダメです。ですから、受験を控えた不安定な子供に対して親の立場はたいへん難しいのですよ。非常に微妙なものを要求されますからね。でも、驚く程の頑張りを見せる生徒の親は絶妙の対応をしているはずなのです。これはもう大変レベルの高いことで本当に素晴らしいことなのですよね。どうしても進学塾の先生は、自信家が多く生徒の頑張りは全部の自分の指導の賜物のように思っている人が多いのですが、そうではないですよね。

 この時期には特にこういうことをよく感じます。本当にありがたいことです。

 

↓↓↓↓↓ちょうど一年目に書いた記事ですね。これも大事だと思います。

kuri2013.hatenablog.com

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