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英語の問題を解くときに意識すべきこと(文法編)

 英語の勉強の仕方として、何度も書いたり音読することはたいへん重要です。もう少し具体的に言うと語順や品詞を意識することが勉強の中にあるかどうかも大変重要になります。しかし、それよりももっと根本的なレベルでの英語の勉強のポイントがあるのですよ。多くの生徒がワークや問題集を使って学習をします。学校ではそれが宿題に設定され通知表の評価にも影響がある重要なものとして位置づけられています。

そのワークや問題集のやり方に重要なポイントがあるのです。それを意識すれば解けば解いただけの成果があるのです。しかし、それらを意識しなければ時間はかかるし、頭は働かないし、挙句の果てにはがんばったのにテストが悪い(正確にはやった気になってるだけですが)ということになるのです。さてそれは何か。

 

たくさんあるのですが、まず意識して欲しいことが次の2点です。

①日本語がなく英語だけの問題は全部日本語に訳す。

②日本語と英語が両方書かれている問題は両方をきっちり対応させる

 

できる生徒はこれを普通にやっています。しかし、偏差値が60を切るレベルになると、非常に不安定になり、やったりやらなかったりとう状態です。そして、偏差値50を切るとこの二つをほぼ無視している現状があります。大人からすると「えっ?」と思われるかもしれませんが、「えっ?」と思うことをしているので成績が低迷するのですよ。

 

では、この二つを詳しく見ていきましょう。

①日本語に訳すということは問題を解くスタートであり、思考のスタートでもあります。つまり勉強が始まるのです。そして、訳そうと思ったら知らない語があって、それを調べることで勉強が進みなす。うまくいけばその調べた単語をすぐに覚えてしまいますよ。調べるのが面倒に思うかもしれませんが、調べないで学習が止まるよりも圧倒的にいいですよね。結果として完成は早いのです。

 

②日本語と英語が両方ある場合は、日本語と英語を対応させるのです。そうすることで、足りない単語が浮き彫りになり、問題の狙いが見えてきます。また、英語と日本語に解釈に乖離がある問題もあり、それに気づくだけでもミスが激減するのです。仮に解答を出せなくても問題の狙いがわかった上で答えを見れば、その時の理解度と定着度は相当高くなります。問題がややこしくなればなるほどこのやり方は威力を発揮するのです。

 

ということですから、真面目にやってのに英語が伸び悩んでいる生徒のみなさんは、まずこの2点を徹底することをお勧めします。すぐには効果はでませんが、1週間もすれば英語の勉強が楽しくなりますよ。

 

他にも意識して欲しいことを下に挙げます。

③(  )の前後と問題全体に目を向ける

大変不思議なのですが(   )だけを見ている生徒がいるのです。そして、こういう生徒は止まっている時間が長くなる傾向がありますね。(   )の前後にはkeyとなる語があります。文頭文末にも解答に影響を与える語句は必ずあるものですから、全体をしっかりと見れば確実に解答できるのです。

 

例えば、次の問題は日本語がなくてもほぼ正解できます。

He (  ) at the picture yesterday. 

(   )の後ろにatと結びつく動詞でpictureを目的語にできるものとなれば

look at (~を見る)ですよね。さらに、文末にはyesterdayがあるから過去形です。従って解答はlookedとなります。

 

④常にSVを考える、SVで考える

英語の文には必ずSV(主語動詞)があります。ご存知の通り日本語は主語(1人称・2人称)をよく省略します。ということはここがミスのポイントとなるのです。出題者もひっかけようとするところでもあります。ですから、これも意識するだけでかなり違いがあるのですよ。またV(動詞)を考えることは文構造を考えるということにつながりますから、これも重要なことになるのですよ。

 

これらは当たり前のことですが、この当たり前のことをきっちりとやりきるのは大変なことなのですよ。言われなくてもこれがきっちりできるのは一部のできる生徒だけですからね。しかし、ある程度時間をかけて取り組めばきっちりできるようになるのですよ。

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