私は歴史が好きな方です。そのなかでも特に古代史に興味があるので、明日香村へは高校生くらいの頃からは普通に通っているのです。特に明日香村の田園風景とのんびりとした雰囲気、村中にあるたくさんの遺跡や寺社。またそれぞれ個性的なのですが、存在を強烈にアピールしていない奥ゆかしさもあり、たいへん落ち着くのですよ。また、人が少ないがいいのですよね。歴史を勉強するうえでは京都も素晴らしいですが、人が多くていけません。車も多いし目的地に着くまでで結構疲れます。
さて、明日香村はこれからの季節がベストですね。10月～11月になると気候も良く、一日中歩き回っていても疲れません。博物館もいろいろありますから歩き回るだけでなくしっかりと学習できるのです。つい、先日もぶらっと立ち寄ってきました。最近は、キトラ古墳のあたりが整備されており楽しめる場所も増えましたね。特にキトラ古墳の博物館は無料で入れますから、お得ですし、ボランティアのおじいちゃんのガイドを受けるとなかなか楽しめるのです。ピクニックがてら出かけるといいでしょう。
さて、そういうわけですから、娘たちが小学生の頃にも何度も一緒に明日香村を訪れました。娘は二人いますが、年齢差は2歳です。現在、二人とも大学生ですが、長女の方は歴史が大好きです。中学生の頃には既にわけのわからない相当なレベルのj知識を持っていましたし、模試でも社会だけ全国1位になるほどでした。いわゆるオタクな部分が歴史に見事に開花したようです。もちろん大学も歴史系に進みました。好きなことを学び続けることができるのですから幸せですよね。歴史が好きになった理由を彼女に尋ねると明日香村への訪問が主な理由だといいますね。しかし、次女の方は違うのですよ。歴史には全く興味を示さないのです。次女は美術系が好きですから、仏像や寺社の意匠ななどには反応するのですが、それ以外は全然ですね。大学生になった今でも興味はないと言います。ちなみに、性格も全く違います。同じように育てていてこれだけも違うのかと思いますね。環境は大事ですが環境だけではないことを痛感します。
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