TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

XとかZってカッコいいな

 先日、小5の授業のときにアルファベットを練習させていたのだが、ある生徒が練習しながら、「xとかってカッコいいな。Yもいい…」とつぶやいた。字面を見てそう思たんだろう。すると別の生徒が「Qはいまいちやな…」と言った。

 私はこの生徒の気持ちはたいへんよくわかるし、こんなことを感じる感性は大事だとも思う。目に入る情報を評価しているということだし、しっかり観察しているということでもある。こういう生徒はちゃんと指導すれば必ずできる生徒に成長するもんだ。

 ちなみに、勉強していると様々な名称の専門用語がたくさん登場するが、その用語に対してもカッコいいと思う生徒がいる。私もそういう生徒のひとりだったが、中1の時は「現在進行形(げんざいしんこうけい)」という言葉が異常にかっこよく思えたのだ。字面もそうだが音の響きに強く印象付けられ、一瞬で記憶したのを覚えている。他にも、「ジュールの法則」もなぜか気持ちよかったなあ。でも、「オームの法則」はどうも好きになれなかった。「オーム」という言葉がなぜか好きじゃなかった。授業で習うものではないが「相対性理論」が自分としては最もかっこい響きの言葉だった。音の響きと語数によるそのリズムが決め手となっていると思う。

 

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