TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

日々の振り返りほど大事なことはない

 毎日、忙しく受験勉強をしているとあっという間に時は過ぎてしまう。たくさんの宿題をこなし実力テストの勉強をやっていると毎日「もうこんな時間!」とつぶやいてしまうのである。しっかりとしないと毎日を振り返ることなく受験勉強の波にのまれてしまうのだ。でも、そういうわけにはいかない。「たいへん」という言葉だけで受験勉強を終わらせていればまずいことになる。日々をきっちりと振り返り常に自分を持ち続けないと受験勉強は成功しない。そういうものである。

 そこで、受験生がやるべきことは毎日の振り返りだ。当たり前すぎることだが受験勉強に関することで特殊なものは無いし、そんなものは必要ではない。当たり前のことを高い次元でやり遂げる。これで良いのである。毎日の反省も当たり前すぎることだ。しかし、これが本当に効果があるのだ。優秀な人間は常に反省にし次の成功を探っている。そういうものだ。さらに大切ことは反省したことをきっちりと記録することだ。記録が残っていると、非常によくわかる。「今週はダメだった」とか、「先々週は頑張っていたんだ」とうことがきっちりと分かる。なんとなくではないのだ。そして、先週がダメなら今週は頑張ろうと思えるし、長く頑張りが続いていると自信にもなる。こういうのを「見える化」というが、たいへん楽でわかりやすいのである。

 では具体的なやり方、複雑にすると続かなくなるのでなるべくシンプルにするとよい。まず、反省の基準を決める。三段階か五段階でよい。はじめは三段階でいいだろう。〇△✕くらいでよい。そして記録するものを用意する。手帳かカレンダーが良い。両方使うのも良いだろう。(やっぱり両方がいいかな…)これれで準備は完了だ。後はしっかりと記録する。これだけ。まずは1週間続けてみよう。いろんなことに気が付くだろうし、気持ちが引き締まるだろう。早速、やって欲しい。我が塾生には伝えてある。

 

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