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塾業界や教育業界の問題に迫ります。

まずいぞ、奈良高校の校舎問題!!

 奈良高校の校舎問題は随分と前から問題にされていましたが、ここにきて様々な問題が浮き彫りになり、悠長に構えている状態ではないことがはっきりしてきました。一番の問題は奈良高校の校舎の耐震強度が極めて低く、震度5以上で倒壊の危険性があるということです。奈良県は大きな地震は少なく、他府県よりは安全ではありますが、東南海大地震もかなりの高い確率で起こると言われている状況下では、「奈良は安全」とは言えません。そもそも、危機管理とは大変発生確率の低いものに対しても行うものですから、これでは話にならないわけですよ。実際、先日も大阪北部の地震で奈良でも5程度の震度を記録しているのですよ。

 構造耐震指標(IS値)というものがあり、文部科学省の基準では「0.7」以上とされているのすが、奈良高校の校舎や体育館などの施設の数値が「0.05~0.32」という状況なのです。最も低い0.05は体育館のようですね。驚く程の低さです。基準を少し下回っているのではありません。大幅に下回っているのですよ。この状況で奈良市は、奈良高校を「第二避難所」としての指定の解除を検討しているようです。思わず「えええっ!」と声が出てしまいます。避難所指定を解除するってただ事ではないですよ。これは非常事態なわけですよ。しかし、その危険な校舎に生徒は通い続けているのです。数年後に平城高校に移転するまでは、とんでもない危険な場所での過ごすことを余儀なくなれるのです。生徒ももちろん関係者にとってはたまりません。命がけで学校ですごすのですからね。これは人権の侵害ですよ。黙っていてはいけません。当事者だけでなく多くのひとがこの問題に疑問を持ち大騒ぎしなければならないのです。

 予算の都合で高校数が減少するのはある程度は仕方がないですよ。しかし、この奈良高校の問題はそんなレベルではないのですよ。人命がかかっているのですから我慢して済むものではありません。いったい、奈良県はどなっているのでしょうか。相当な裏があるかもしれませんし、驚く程適当なのかもしれませんが、どっちにしても決して許してはなりません。

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