TETSU JUKU

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期末テスト 実技科目の勉強について

 期末テストが迫ってますが、勉強の進捗状況はいかがでしょうか。期末テストと言えば実技科目ですが、生徒にとってはこの実技科目は厄介な科目なのです。なぜ厄介な科目かというと、「勉強の仕方がわからない」「何をやっていいのか分からない」科目だからです。生徒たちが言うのは決まってこれです。特に中1は絶対に言います。でも、わからないのも無理はありません。授業時間も短く学校の先生も何をどのようにするべきかの指導もほとんどないでしょうね。

 

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 しかし、実技科目は基本的に暗記科目です。とにかく覚えればいいのです。何度も読んだり、書いたりをしながら繰り返すのが一番でしょうね。問題点は中1の場合はまだ暗記力は高くないし、暗記の方法も確立されていないということです。しかし、1年間勉強を続ければ、暗記力も高まりますし、方法だって身に付きます。1年生は内申点に関係ないから実技教科はやりませんというスタンスだと、勉強の仕方が身につきませんから、中2以降、驚く程苦労するわけですよ。ですから、必ず時間を確保して実技教科の勉強をしなければなりません。面倒に思わないでコツコツやることです。しかし、勉強の優先度が高いのは5科目ですよ。5科目がある程度終わってから実技科目に取り掛かることが大切です。英数のやるべきことを放置して実技科目の勉強などはあり得ないです。たまに、5科目の勉強から逃避するように実技科目の勉強をしている生徒がいて驚くことがあります。事前に計画を立てておくことが大事です。

 

 

  ちなみに、「まとめノートを作る」といったことは絶対にやめましょうね。時間の無駄です。女子に多く見られますが、まとめを作ってもほとんど生徒が作業で終わっていますからね。勉強した気になってしまうだけです。教科書の大事なページをコピーしてそのコピーに書き込んだり、大事な用語を修正テープで消したりする方が圧倒的に効果があると思います。上位の生徒なら、時間があれば一問一答の問題を作るのは悪くないですね。むそろ上位の生徒はこういうことをやるべきです。

 他にもいろいろな方法はあるので試してみるといいでしょう。でも、暗記は「頻度」で決まるということを心得ておいてください。時間ではなく頻度です。

 

 

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