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塾業界や教育業界の問題に迫ります。

1学期の中間テストで、「〇〇点アップ」なんて恥ずかしくて言えないよ

 ちょうど一年ほど前にも同じようなことを書きましたが、また書きます。先日、中間テストが終わったので、例の「〇〇点アップ!」という文言が、チラシが入れられたり、HPに掲載されたり、塾の窓ガラスにでかでかと貼られたりたりするでしょう。まあ、点数が上がることは悪いことではないのですが、1学期の中間テストといえば、一年で最も簡単なテストです。他の試験と比べると範囲も狭く内容も単純な問題が多く、最も得点しやすいテストです。ですから多くの生徒が得点を上げるのです。それで、「100点アップ!」などと叫んでいる塾があるのですが、いつの試験と比べて100点アップなのかというと、当然、前回の3学期の期末テストです。3学期の期末テストと言えば、一年で最も得点しにくいテストです。学年の平均点も最も低くなる傾向があるテストです。ですから、この時期の〇〇点アップは一年で最も取りにくいテストと最も取りやすいテストを比較してのことなのです。こんな比較はいいのでしょうか?こんな比較で「成績が上がった」とは恥ずかしくて言えませんよね。小学生でもこのことのおかしさには気が付くと思います。それが、金もうけとは言え、仮にも教育機関の端くれがこんな広告をするのですから、本当にえらいことですよ。だます気満々ですからね。単に「〇〇点」取れたというのであればいいですよ。或いは「塾生の平均は〇〇点」もまだいいですよ。(ただし、中学校ごとでまとめるべきですがね)もちろん、このようなやり方は本部の指示であり、本部の仕事そのものですけどね。現場の先生の中には後ろめたさを感じている先生もおられることでしょうがね。

 というわけで、中間テストが終わったばかりですが、1カ月もしないうちに期末テストが来るこの時期はドタバタしてますね。まあ、がんばります。

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