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塾業界や教育業界の問題に迫ります。

面倒くさがらずに調べればいいのですよ

I cannot help laughing at her./私は彼女を笑わずにはいられない。

「cannot help ~ing」で「~せずにいられない」となる有名なイディオムがあります。高1で動名詞を学習するときに必ず習います。頻出なので覚えさせられます。(動名詞の部分はbut原形としてもOKです。)「help」が入っているのでどうしてこのような意味になるのかは不思議に思うところですが、何も気にしないで丸覚えする人もたいへん多いと思います。もちろん、丸覚えですからしばらくすると忘れてしまいます。しかし、せっかくこの「help」に違和感を覚えたのならば、調べればいいのですよ。何も思わなければ丸暗記するしかありませんけどね。この「help」を気持ち悪いなと思えるということは「help」の意味が分かっているということであり、日本語と英語を対応させてみることができるということですから、決してできない生徒ではないはずです。こういうときに、一歩踏み出して辞書で調べることができるようになれば必ず成績は上がっていくものです。ちなみに、この「help」には「~を避ける」という意味があるのです。「笑うことを避けることができない」⇒「笑わずにはいられない」となるのです。これを知れば強く印象に残りますから、まず忘れれることはないのです。

 

There is no accounting for tastes./蓼食う虫も好き好き

これも有名なことわざです。高校生の間に一度はお目にかかると思います。この表現では「There is no ~ing/~することができない」を学べばいいのですが、それだけでなくことわざの意味も理解するべきですよね。ご存知のように「苦い蓼を食べる虫もいるように、人の好みはそれぞれである」という意味です。ここまでは誰もが通過します。次に大事なのは「蓼」ですよね。「蓼」なんていう言葉は日常生活ではあまり聞きません。恐らく、何なのかをわかっていない人はたいへん多いでしょう。しかし、意外に身近で、実は刺身のつまについている赤や緑いろの小さい二葉の芽なのですよ。「へえ」って感じですね。時間があれば、更に、この蓼を食べる虫は何なのかさえ調べると完璧ですよね。

 昔と違い今は調べることは楽ですから、一つの英語の表現から思いもしない方向へ広げることができるのですよ。ここまで行くと「蓼食う虫も好き好き」の意味がきっちりと分かりますし、こういうことを積み重ねると「蘊蓄」になるので魅力的な人になっていけるのです。そして、ここまでいけるようになると勉強を楽しんでいますよね。面倒くさがらずに一歩踏み出して調べたことで自分の中に良い循環を作り出すことができるのですよ。

 

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