TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

優秀な人を認めることができる人は学びの姿勢ができている

 自分よりもできる人を見たとき、特に自分よりはるかに上回る場合だと、二つの評価があります。ひとつは、素直に「えらいなあ、素晴らしい」という肯定的なもの。そしてもう一つは「おかしいよね」という否定的なものです。あまりにも失敗することなく常に高いレベルでいる者に対しては、「おかしい」と思ってしまうところがあります。しかし、この「おかしい」という評価をしてしまう側の人間は基本的に成長しません。自分自身の体たらくや不努力に棚に上げ、他人を否定することで今の自分を擁護していますからね。その人がどれだけ努力をしているかも知ろうとせず、何もせずに勝手に良い成績を収めていると決めつけ、下手すると、その人そのものまでを否定するような場合もあるのです。大人でもそうですが、子供場合はそれが顕著に出ますよね。ですから、自分より優秀なものを否定するような発言をする子供には厳しく指導しないといけませんし、注意が必要です。こういう子供がなんの指導もなく大人になると本当に終わっていますからね。

 自分より優秀な人を認めるとうことは自分を客観的に見ることになります。「あの人は自分にはできないことができる、自分は知らないことを知っている、」と思えるのですから、自分自身のこともよく心得ているのですよ。自分の弱点やダメな部分を知っており、常に改善しようと思っているのです。ですから、自分より優秀な人を目の当たりにすると、自然と敬意を抱くようになるのです。そして、その人のようになりたいと思い、その人から学び始めるのですよ。これがいわゆる「憧れ」ですよね。学びの根本はこの「憧れ」ということです。

 ということですから、優秀な人を認めることができるということは学びの心構えができているということなのですよ。子供だけでなく大人も忘れてはいけません。特にベテランと呼ばれる段階の人は大事にして欲しいですよね。学びを忘れた年寄りほど醜いものはないですよ。

 

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