TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

自宅までの地図を毎年提出するのは謎すぎる

 小中学校では、毎年、春先には決まった提出物があります。それは自宅と学校間の略地図です。通学路の把握が目的でしょうか、それとも家庭訪問のために使うのでしょうか…。通学路の把握はたいへん重要なことです。登下校時に、万一何かがあれば通学路を中心に調べたり探したりしますから、わかっていないのは問題です。生徒の安全を考える上でも非常に大事なことなのです。しかし、今はスマホがあるので生徒の家までの道筋は楽にわかりますので、家庭訪問のためという理由からはこの略図は不要です。

 さて、この略地図を描くのはたいへん面倒なのですよ。どのレベルまで略していいのかがわかりませんし、親は意外に町の様子を把握していない場合もあります。とにかく、面倒なのですよ。(最近はパソコンが使えますからだいぶと楽えすけどね)そして、この面倒なことを毎年しないとけないのが謎なのです。住所も通学路も頻繁に変わるものではありません。それなのに、毎年、提出しないといけないのです。これっておかしくないですか?この用紙はちゃんと学校管理にして次の学年に引き継げばいいじゃないですか。貴重な個人情報でもあるのですから、一担任の先生が管理するのではなく学校が責任をもって厳重に保管するべきだと思います。そうすれば、多くの無駄が改善され親の負担も減らせます。紙も随分と節約できますよ。

 それにしても。学校にはいろいろと改善して欲しいことが多くあります。

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