TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

予習と復習はどっちが大事か...

予習が大事か復習が大事か…

 これは一概には言えません。生徒の学力や年齢に大きくされます。また、教科や内容にもよりますよね。文系科目なら事前に調べたり教科書を読んでおくことくらいは誰にでもできますよ。学力は関係ないですよね。しかし、数学はどうでしょうか...。特に新出単元を予習するなどはかなりのハードルですよね。学校の教科書はそれほどわかりやすくは書いてくれていませんからね。数学が苦手な生徒にとっては予習はほぼ無駄でしょうね。得意な生徒はね自ら思考ができますし、また勘もいいですからある程度はできるのですが、本当に数学は学力によって違うのですよ。できない生徒はしっかりと復習をした方が絶対にいいのですよ。

 

授業内容によっては予習が必要

 授業にもいろいろあります。新しい内容を導入する授業。すでに学習した単元の様々な問題を解説する授業。この問題解説をするような授業の場合は必ず予習が必要です。事前に解いていないと解説を聞いてもわかりませんからね。必ず解いておく必要があるのです。特に入試が近づくと入試問題の解説が増えますね。これは必ず予習しておくべなのです。得意も苦手もありません。苦手な科目であっても予習は必要なのです。基本的に新しい内容はないですからね。

 

英語は予習するべきか

 一般的には英語は予習をした方がいいですよね。新出単語を事前に調べ、次の授業で解説される英文を和訳しておくことはたいへん重要です。事前に和訳をしているとかならず分からない英文が出てきます。それをしっかりと考えておいて授業を受けると、理解度や身に付く度合いは全く違うのですよ。先生の解説がズバッと入ってくるのです。「そうだったのか!」と膝を叩くのですよね。この時の感覚がものすごく大事なのです。ちなみに、英語は予習を続けた生徒とそうでない生徒の学力は全く違いますよ。ですから英語を本気で得意にしたいのなら予習を欠かさないことです。

 

予習と復習をまとめると

・中学生:復習中心でよい

・高校生:英語は予習するべき

 

・新単元導入授業:できれば予習

・問題解説授業 :全科目必ず予習するべき

 

・文系科目:できるだけ予習をするべき

・理系科目:復習中心でよい

 

・得意科目:積極的に予習をするべき

・苦手科目:復習だけでよい

 

ということになります。まとまっていませんが、そういうものです。

個人差が大きいので自分なりに考えてみると言いでしょう。

絶対に言えることは復習は無茶苦茶大事ということです。

 

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