TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

ランドセルが重いと聞きますが

 最近はランドセルが重過ぎるとよく言われていますが、重いのはランドセルではなく中身ですね。最近のランドセルは昔より軽くて丈夫になっているのですが、なんとサイズが大きくなっているのです。我々が子供のころに使っていたものよりも大きいのです。というのも教科書がB5スケールからA4スケールになっているからなのですよ。さらに、教科書自身の充実もありカラーページも増えページも増え教科書が重くなっていいます。ですからランドセルの中身は重くなるのも当然なのです。でもね、中学生はもっと重いですからね。小学生はランドセルをいっぱいにして5kg前後ですが、中学生はだいたい倍の重さになりますよ。教科書以外に補助教材も多くありますし、部活の道具なんかもたいへん重いわけですよ。では、高校生はどうかというと当然これも重いのです。しかし、さすがに高校生は体が完成されていますし、体力もだいぶとありますからね。また、その重いカバンを持つことがトレーニングにもなりますから、まあ、それほど問題にはされません。

 でも、小学生や中学生でも体が小さい生徒にとっては本当につらいですし、体に変調をきたしたり、成長に悪影響があるかもしれません。また、通学の距離は様々ですからね、えぐい距離を歩かないといけない生徒もいますからね。異常な重さのカバンを持って長距離を歩くのは修行ですよ。そんな日もあっていいですけど、毎日が修行状態ではつらいですよ。学校によっては、その様子を鑑み学校に教科書を置いておくことを許してくれるところもありますね。でも、昔もそうでしたが基本的にはこういうことには配慮がないですよね。難しい問題ですけどね。真剣に話し合う必要があると思いますけどね。あとは、タブレットがもっと安く手に入るようになり、学校のインフラも整えばこんな問題はサクッと解決するのですしょうが、公立学校では難しい話ですね。

 まあ、こんなレベルで目を向けていけば学校には解決すべき問題がたくさんあると思います。よりよい学校にして欲しいですね。

 

進学塾teTsu/奈良市鳥見町/とりみ通り

春期講習会はまだ間に合いますよ。