TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

勉強で手に入るものは大きいよ

 私は古代史にたいへん興味があって、古代史関連の本は50冊以上は読んだと思いますが、(最近はだいぶと減りましたけどね)あくまでも趣味のレベルなのでそれほどの知識はありません。ただ、それでも時間を割いて本を読み、自分なりに思考を巡らせいろいろなことを考えることができるようになりました。そして何よりも勘が鋭くなった気がするのです。古代史ですから圧倒的に謎の部分が多く、というか謎だらけですから、現在判明していることさえ疑わしい部分があるわけですよ。実際に「ホンマでっか?」と思うようなことは頻繁にあります。やはり知識が備わりそれに基づいて思考するとそれまで見えなかったものが見えるようになった気がするのです。証拠があるわけではないですから、「絶対にこうだ」とは言えませんけどね。

 さて、古代史と言えば「邪馬台国」と「卑弥呼」です。古代史の入り口でもありますし、古代史最大に謎ともいえます。ご存知の通り、邪馬台国畿内説・九州説の二つが長年論争されてきました。最近の纏向遺跡の発掘で畿内説がかなり強くなりましたが、私は九州説を推したいと思っています。なぜかって?まあ、これも勘なのですよ。(笑)でも、この論争は政治的でもあり、学者同士の争いでもあり、地域の名誉もありなんかいろいろなものが混ざりまくってわけがわからなくなっているのですよね。そんな様子を見ていると、どうも白けてきたのですよ。同時に古代史研究は邪馬台国にこだわるあまり大事な部分を見失っているかも知れないと思い始めたのです。それで、今は邪馬台国よりも縄文時代の方に興味がわいてきてしまい、もっぱら縄文時代にはまっているところです。(まだ入り口ですけどね)なんでも、最新の研究では縄文時代はかなりの高い文明を持っていたということですね。これは研究し甲斐があります。

 

f:id:kuri2013:20180309015951p:plain

 この写真の交差点には人名のよう名前がついています。「なかすじしゅっさく」と読むのですが、このあたり(上牧町)の地名なのです。地名というのはそう簡単に消えてしまうものではありません。奈良県内の地名の多くは古代の時代からあるものほとんどなのですよ。日本書紀にも普通に出てきまさからね。ですから、この地名もかなりの歴史をもっているはずで、この地名が古代史の鍵を握っているではないかと最近思っています。なぜか?勘です。(笑)

f:id:kuri2013:20180303170032p:plain

進学塾teTsu/奈良市鳥見町/とりみ通り

新入生・春期講習生募集しています。