TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

Japanの語源を知らなくても問題はないですが…

 Japanという単語は英語ですが、誰でも知っているのでもはや日本語と言ってもいいくらいです。実際、スポーツでは「侍ジャパン」や「なでしこジャパン」とかよく言ってますよね。ですから実になじみのある単語なのです。勉強としては英語の授業で習いますが、つづりも平易ですからすぐに覚えられますよね。後はアクセントと発音に注意すればいいだけです。Japanの後ろの「a」はアとエの中間音であることを心得ておけばいいのです。(このへんをちゃんと教えない人もおおいですけどね。)ですから、普通はなんの解説もなく流されてしまう単語の一つですね。

 さて、このJapanの語源を知る人は意外に少ないのですよ。これは「日本」の読み方から来ていると言われています。「日本」を中国語で読んだとき、日本の「日」は「じつ」、「本」は「ぽん」ということで、「じつぽん」⇒「ジパング」⇒「ジャパン」と変化した言われています。辞書にもこう書かれていることが多いと思います。「へえ」っと言う感じですよね。さらに、Japanではなくjapanと小文字で書くと「漆」や「漆器」という別の意味になるのです。動詞で「漆を塗る」という使い方もできます。ちなみに、Chinaもchinaと小文字にすれば「磁器・磁気製品」という意味です。

 このJapanの語源を知らなくても日常生活にも勉強にも一切問題はありません。(小文字のjapanはテストに出る可能性は十分にありますよ。)何も困らないわけですよ。しかし、この語源を知れば突然に別の扉が開く可能性があるのです。「語源の扉」、そして、これは過去のことですから「歴史の扉」、もしかしたら、全く別の扉が開くかもしれません。これは生徒にもよりますし、もしかしたら開かないかもしれません。でも、ほんのちょっとしたことを知るだけで好奇心が爆発する可能性はあるわけですよ。聞かなければそのチャンスはないわけです。ですから、誰からな習うかは大事なのですよ。教えるべきことだけしか知らない、あるいは、教えるべきことしか教えないような先生に習っても、こういう話は聞くことができないのです。好奇心を爆発させ、新しい知の扉を開くチャンスはたいへん小さいものになってしまうのです。今後はAIが教えることも増えるでしょうが、AIがそこまで気が利かせるでしょうか…。それはわかりません。

 ということですから、誰に習うかは本当に大事なことなのです。好奇心を刺激してくれるだけでなく人生に大きな影響を与えてくれる可能性もあるのですからね。塾を選ぶ時期ですから値段や利便性だけで選ばないでより良い選択をして欲しいですね。また、強引な結末に持っていきましたが、そういうことです。

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