TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

来年から、小学校の先生は大変でしょうね、英語をどうするのか…

 小学校の先生は、これから英語を本格的に教えないといけないですから大変ですよ。若い先生は柔軟性がありますからね、新しいことにも対応しやすいですが、40歳以上の先生は柔軟性は低下していますし英語も忘れていますし、相当つらいですよ。英語の知識はもちろんですけどね、発音が大変なのですよ。学生の頃に発音まできっちりやってあれば大丈夫ですけどね、多くの人は発音は適当に学習していたはずですから、矯正がたいへんです。何度も何度も練習しないと、日本語の癖が出てしまったり、学生の頃に覚えたでたらめな発音がついでますよ。生徒の中に帰国子女がいれば完全に負けますし、幼いころから英会話をやっている生徒にも負けるでしょうね。そうなると先生としての威厳やアイデンティティを維持することさえ厳しくなるかもしれません。

 まじめな先生は必死で教材研究するでしょう。中には、英会話学校へ通ったりする先生も出てくるでしょうね。より良い授業するために研究サークルに入る先生もいるでしょう。もちろん、そういう活動は先生としては当然ですし、大事なことです。しかし、他にもある膨大な業務もやりつつ全く新しい教科の研究をするのは大変ですね。しかも、指導内容は現場に任される部分も多くあるようなのですよ。おそらくこの数年は小学校の英語の授業をめぐってはいろいろな問題が噴き出すことだと思います。

 ということですから益々塾での指導に注目が集まりそうですが、塾も学校ほどではないですが、どうしようかと悩んでいる塾は多いようです。(特に大きな塾はたいへんですよね。一度決めたら変更できないですからね)ただ、塾は小学生に英語を教えるスキルも持っていますし、そもそも専門の先生を雇いますからね。学校よりは相当うまくやりますよ。ですから塾には大きく期待していいと思いますよ。うちの塾も新しいテキストを探しており、授業時数も増やすことを考えています。

 

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