TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

太陽が東から登ることをわかっていない生徒は意外に多い

 太陽が東から登り西に沈むことをちゃんと認識していない子供は意外に多いです。「そんなアホな」と思われる方が大半でしょうが、そんなアホな状態なのですよ。全ての成績が芳しくない生徒ならわからなくもないのですが、標準レベル以上の学力を保有していても、理科の苦手な女子にはこういう生徒は珍しくありません。なぜそうなるのか、先生が悪いのでしょうか…それとも生徒が悪いのでしょうか…。まあどっちも悪いとは思うのですが、実際、太陽が東から昇り西に沈むことを知らなくても日常生活に問題はないのですよ。また、それを日々の生活の中で話題にすることもありません。天気の情報も何も考えなくても簡単に手にが入りますし、そもそも日常生活で方角を意識しないですからね、それはもう無理もないわけですよ。普段から、もっと方角を意識した生活をしていれば太陽は東から登るということを覚えなくても済むのですけどね。ということはやはり教育が悪いということですよ。教育というのは学校教育だけではありません。しかし、こういうとんでもない発言をする生徒をバカにする大人がいます。先生にもいますから衝撃です。「生徒が悪い」としか思っていないのでしょうね。これについては、当然、生徒自身の問題もあるでしょうけど、大人の責任ですからね。生徒を責めることはできないですし、バカにもできませんよ。

 先日も、ある生徒が「月って地球より小さいの?知らんかった!」ということを言ったので、一瞬驚きましたが、太陽が東から登ることもわかってないのですから、当然とも言えます。いちいち驚いてるのではなくしっかりと教えてやらないといけませんし、そうならないようにあれこれ考えないといけません。

 まあ、こういうことは義務教育に従事される方と親は強く意識するべきなのですよ。部活や行事にばかり力をかけるのではなくて、根本的なことを見直すべきでしょう。

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