TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

「先生、次、遅れます」としか言えない生徒

塾でよくある先生と生徒との会話です。

 生徒:「先生、次、遅れます」(これでだけで去ろうとします)

 先生:「ちょっと待って、なんで、遅れるのですか」

 生徒:「部活です」(この返答は大体予想がついています)

 先生:「部活で何があるの?」

 生徒:「部活の試合です」

 先生:「わかりました。それでどれくらい遅れますか?」

 生徒:「すこしです」(この時点で少しイライラします「笑」)

 先生:「だから何分ですか?」

 生徒:「ええっと、1時間くらい…」

 

本当にこういう会話は頻繁にありますね。

 

理想は

「先生、すみません。次の土曜日なんですが、部活の大会があるので、塾に来るのが30分から1時間程度遅れるかもしれません、1時間を超えることはまずないと思います。」

という具合に伝えてほしいのですが、これはもう大人のレベルですから大変難しいのです。しかし、ちゃんと教育し続ければ中学生でも十分できるようなるものです。

 私はこのようなことを日ごろから目指していますが、ある程度できるようになるには最低でも1年程度はかかります。普段からこのようなことを指導をされる経験があまりにも少ないことや、こういった情報の大切さを感じる機会があまりないのですよね。子供にかかわる大人は別に先生でなくてもこの指導をやるべきだと思っています。残念なことが先生でもこのあたりの意識が低い人が意外にいることですよ。

 

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高校受験/小5~中3/冬期講習