TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

上位校を目指すのなら

 誰もが賢くなりたいでしょうし、上位校へ行きたいことでしょう。でも、本気で上位校へ行きたいのなら、覚悟やそれなりの姿勢が必要です。その高校に合格する学力があればよいのではなくて、その学力を身につける上で必要な基本姿勢のようなものです。そして、その姿勢がもしなかったとしたら、上位校ではついていけないどころか卒業さえできないかもしれません。そういうもんですよね。

 

では、どんな姿勢や心構えが必要か。次の3つがたいへん重要だと思われます。

 ①依存しすぎない

 ②指示を待たない

 ③常に先を見る

 

①依存しすぎない

 わからないことは当然ながら先生に尋ねればいいのです。しかし、自分で解決できることは必ず自分で解決するのですよ。質問の時も、「ここから先がわかりません」といえることですね。そうすると効率よく勉強が進みますから、時間が有効に使えますよ。先生に頼るというより利用するという感覚を持ってほしいですね。たまにいますけど、覚えるだけで済むようなものを先生にどうにかしてもらおうとするようでは話になりません。

 

②指示を待たない

 指示を守るのは当然ですが、指示が出ていなくても自分に必要なことをしなければなりません。指示されたことが終われば自分に必要な勉強に取り掛かればいいのです。これは授業中もそうです。ボケーっとしていてはいけないんです。何もしないで過ごす時間を極力減らす必要があります。

 

③常に先をみる

 これは中学生くらいでは少し難しいのですが、常に数カ月後や半年後を意識して今必要なことを考えるのです。もちろん、これに当たっては先生からの情報提供は必要です。実際に、半年後にはどうなるべきかはわかりませんからね。そして、小さな目標をたくさん立てて行動に移すのですよ。

 

ということは、「常に考えて行動しなければならない」ということです。上位校へ進学するとうことは将来、大きな会社へ入ったり、自分で事業を興したり、自分がリーダーやそれに準じた人となっていくということですからね。ですから「常に考えて行動する」ということが求められるのです。その場その場でふさわしい判断をできるようにならないといけませんからね。これはもう中学生の段階でできないとだめなのです。

 

ちなみに

「忘れ物が頻繁にある」とか「先生の話しを聞いていなかった」みたいなことが普通にである場合は上位校はおろか高校進学さえ無理ですから、認識を改めるべきですね。