TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

必死で英単語を覚えること

 今、6年生には英単語のスペルを覚えさせているのですが、それはもう大変苦労しています。何度も書いたり、頭に浮かべたり、スペルをつぶやいたり、友達と言い合ったりして必死で覚えようとしているのです。orangeのような単語は「オランゲ」という具合にローマ字読みで覚えたりしていますよね。(「オランゲ」はお決まりですよね。)理想は正しい発音を通して音とスペルを一致させてほしいのですが、出てくる単語がすべてルールに則っているわけはありせん。いわゆる例外も多く、理想的な覚え方は難しいのですよ。また、少ない授業時間しかありませんし、大量に宿題を出せる状況でもありませんからね、いろいろな工夫を組み合わせて覚えることになるのです。当然、覚えたと思ったらすぐ忘れてしまい、また覚えなおさなければなりません。そんなことを何度も繰り返すのです。しかし、中学生に上がる前に英単語暗記のたいへんさを知ること、そして必死になってあの手この手を考えることは大変価値のあることなのです。学習力が向上し器がぐっと広がるのですよ。英単語をたくさん覚えているだけでなく、覚え方を心得て中学に上がると本当に楽ですからね。文法は中学生になって始めても遅くないですからね、単語を覚え方を心得ている方が値打ちはあるでしょうね。そういうものです。

 さて、うちの6年生は今述べたように苦労をしていますが、1カ月ほどで進歩してるのですよね。少しですが成長がみられるのです。確実に覚える単語が増えていますし、必死さも頑張りも向上しています。楽しみになってきましたえね。

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