TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

アットホームな塾とか緊張感のある塾とか

 アットホームな雰囲気を売りにしている塾があります。つまり先生がアットホ―ムなのですね。アットホームという言葉は家庭的でくつろいだ様という意味です。なるほど、家にいるような雰囲気を指すのですね。ということは「緊張感」は無いということですね。寝そべって勉強したり、おやつを食べながら勉強できるということでしょうか。まあ、さすがにそれはないでしょうけど、緊張感がないのは理解できませんね。子供が勉強するときにはある程度のプレッシャーが必要ですよ。そのプレッシャーが緊張感を作ってくれるものです。ですからアットホームな環境では勉強にはならないと思うのですが。もしかしたら、その緩い環境でも賢くできるすごいノウハウがあるかもしれません。気になりますね。

 一方、私語のない緊張感のある授業を売りにしている塾もありますね。アットホームで売るよりも100倍まともに思えますが、授業というのは本来私語はないものなので、一瞬、「おっ」と思うのですが、よくわかりません。授業の緊張感というのは「しっかりと聞いていないとついていけない」と思うことであったり、「当てられて、答えられなかったらどうしよう」と思うことだと思うのですよ。ですから、私語のない緊張感というのが謎なわけですよ。きっと、私が知らないすごい次元の授業なのでしょうね。

 塾それぞれいろいろな売りがあります。どれが正しいとか、間違っているとかを決めることはできません。今は価値観が一つの時代ではないでから、いろいろあるのは、当たり前です。選ぶ人がいて存続しているということは、どれも間違ってはないということでしょう。いずれにしても宣伝文句というのはメッセージですからね。しっかりと受けとめて塾を選びたいですね。

 

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