teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

無責任なアドバイス

 よくあることですが、歴史が苦手な生徒に対して、なかなか覚えらない生徒に対して、歴史マンガを読むことを勧める先生がいますよね。私も10年以上前はそういった先生の一人でしたが、今は一切このアドバイスはしませんね。保護者に尋ねられても場合によっては否定することもあるくらいなのです。なぜか?無理だからです。実は歴史漫画ってそれほど敷居は低くありませんよ。たいへん文字が多く当然ながら専門的な言葉も出てきますし、マンガのページだけでは説明しきれないので、文字だけのページがあったりしますから、実はたいへんハードルが高いのですよ。そして、歴史は主に政治史ですよね、政治の仕組みから様々な制度、条約…などやっぱり難しいのですよ。ワンピースを読む感覚で読んでしまうとえらいことになってしまします。おそらく5ページほどでギブアップをするでしょうね。

 歴史漫画と言えば、石ノ森章太郎の日本の歴史が有名ですが、これは本当に質が高くて名作ですけど、歴史の苦手な子供には相当なハードルです。高校生以上とか歴史の勉強をやり直したい大人向けでしょうね。集英社から出ている満点ゲットシリーズに「両さん(亀有)の日本史大達人」というのがあるのですが、だいぶと子供向けに書かれていますが、それでも文字は多いです。他にも文字が少ないのもあるようですが、そうなるとわかりにくいのですよ。(最近のものは絵の進化は凄いですよ。)

 ですから、歴史漫画で勉強ができるのは上位を目指している成績が偏差値60以上で、歴史だけがどうしても苦手なような生徒でしょうね。あるいは、日頃から読書をしていて文字を読むことに抵抗がないような生徒ですかね。と、いうことですから偏差値50を切る生徒に歴史のマンガを読むよう指導するのは本当に適当で無責任なアドバイスなのです。でも、マンガを勧めることがベストだと思っている先生が本当に多くて呆れますね。

 

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