TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

友達を紹介して、紹介して、紹介して…

 この時期の大きな進学塾は「夏期講習友達紹介キャンペーン」となっていますら、ちょっとおかしい雰囲気もありますよね。塾内にも「友達紹介」と書いた物がでかでかと掲示され、保護者向けにも友達紹介をお願いする文書が配布され、先生と顔を合わすたびに、「友達書介して…」と言われて、正直なところ鬱陶しいと思うことも珍しくないでしょうね。塾に対する満足度が高ければ、好意的に受け取ってもらえますけど、全員が高い満足を感じていることは考えられません。実際、上位層に対する扱いと注意化に対する扱いは大きく異なりますからね。その状況で「友達紹介」を頼まれても普通は快くは思われないですよね。

 当然ですが、大きな塾はシステムや設備に膨大な費用を投じています。ITを駆使した最新のシステムは便利な面もありますけどね、やはり開発に相当な費用をかけているのです。そして、広告費です。これも膨大な費用ですよ。ネット上でどこのページを見ても特定の塾が出てきますよね。あれなんかも信じられない費用でしょうね。また、ラッピングバスも数千万は余裕でかかりますしね、新聞チラシは地味に思えますが、広域に毎週のように入れば年間5千万円ほど掛かるのですよ。その膨大な費用は全て授業料に乗せられているのです。そして、その費用を稼ぐためにはできるだけ多くの生徒に来てもらわなければ困るわけです。また、先生も多いですからね。人件費も非常に多くかかるのです。まあ、ちゃんと払っていればの話ですが。

 まあ、大きな塾はそういう循環で動いていますから、そのあたりのことを了承した上で通うべきなのですよね。なんとなく選んでしまうと、よろしくないのですよ。

 しかし、綺麗事だけでは済まされません。どこの塾も生徒がこなければ塾は続きませんからね。ですから、我々も紹介をお願いすることもあります。チラシも出します。しかし、嫌がられるほどしつこくは決してしませんし、無駄なチラシも出しません。実際にここしばらくは、「紹介して」などとは一言も言っていませんしね。実は最近はまともなチラシも出していません。定期考査が終わったのでそろそろ募集のことも考えようとやっと動き出したとことです。まあそんなんですから、今だに認知度は低いですけどね。まあ、そんな感じですよ。

 

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