しっくりくる二人称とは

 一人称も二人称も日本語は豊富だから奥ゆかしい言葉遣いができることは素晴らしが、同時に難しさもある。その言葉のよってはその人ととの距離を決めてしまうので慎重にならざるを得ない。これについては日本人でも気を遣うのだから、日本語を学ぶ外国人は大変だろうと思う。

 さて、先生は生徒に対してどの二人称を用いるのが適切だろうか…学年にもよるし、教えている年数にもよるし、これがなかなか難しい。先生は生徒に対して上の立場であることは言うまでもないが、いきなり「おまえら」と呼ぶのはあまりにも傲慢だと思う。やはり、「きみたち」というのが無難である。でも、長い間教えているのに、いつまでも「きみたち」ではよそよそしく感じないこともない。ある程度の年数が経過して関係ができれば「おまえ」でもいいだろうと思う。ただ、このような言葉遣いは先生の全体の話し方やその先生がまとっている空気にもよるので、絶対的なものではない。私は慣れてくると「おまえ・おまえら」を用いるが、少し和らげるために「おまえさん・おまえさんたち」とう二人称をよく用いる。なんか時代劇みたいだけど。町人の妻が旦那に話しかけるときのシーンをつい思い出してしまいます。わたしはこの「おまえさん」という二人称を好むのは、マンガ「ブラックジャック」の影響がある。私はこの「おまえさん」という二人称を好んでつかっていたのだが、言われる生徒の方はどうやら、しっくりきてなかったようだ。卒業生がそういうことを言っていた。まあ、そんなもんでだろうね。ちなみに、怒るときは「おまえ」、呆れたときは「あなた」を用いる。関西では「あなた」は少し距離を感じる言葉だ。賢い生徒はこういう言葉遣いに気がついているものだ。

 しかし、さっきも言ったが、まだ関係が熟していなのに「おまえ」と言ってしまう無神経な先生は残念極まりない。

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