TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

どうでも良いことを経験することでいろいろと学べるもの

 大人からすると、子どもがやってることは本当にどうでも良いように思うことが多い。子どもだけでなく、アラフィフのおっちゃんから見れば20代の若者がやることもどうでも良いことのように思う。「いつまで、そんなことをやっているのか…」「そんなことをして何になるのか…」自分よりも年下の人間を見てこんなことを思うことは多いだろう。しかし、自分はどうだったのか?自分も子どもの頃、若者だった頃はそうだっただろう。必要なことばかりをしていただろうか、無駄なことは一切しなかっただろうか…そんなことはない。むしろ、どうでも良いことに膨大な時間を費やしてきたのである。そのどうでも良いことを通して、いろいろな体験をしたし、いろんなことも知ったのである。そして、その経験があって今があるのである。今の自分はそのどうでも良いと思われる経験によって作られているのですある。ということは、「どうでもよいというわけではない」のである。たいへん重要な経験を積んでいたと言えるのではないか。もちろん、自分が無駄だったと思えば価値は無いかもしれないが、そんな単純なものではない。だから、子どもや若者は一見どうでも良いようなことに夢中になって欲しい。目先の実益をばかりを意識するのではなく、ただ単に「楽しいから」で良いのだ。大事なことは、このどうでも良いと思われることを「いろいろ」経験することだと思う。

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