TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

当たり前のことを当たり前に感じれるようになることは結構大変

 大人が当たり前だと思っていることは子供にとっては当たり前ではありません。大人になるまでにある程度この「当たり前を当たり前に感じれるようにする」ことが教育だと思っていますが、当然のことならが、これが骨なのです。相当な努力と根気が必要です。子供は言葉では納得しませんからね。実際に体験してみたり、自分自身がその事柄を目の前で見ることがないと理解を示ししてくれません。あるいは何度も失敗を重ねてやっとその当たり前を理解するようになるのですね。

 当たり前には色々あり、我々は専ら勉強の当たり前を中心に教えていますが、人間関係の当たり前や、世の中の当たり前などがあり、勉強の当たり前だけを教えるのは無理ですから、自然といろいろな指導をします。当然ですが全部つながっているのですよね。しかし、当たり前を教える大人が当たり前に対する感性が低いと良い指導はできないのですが、実際、先生業をしている人でも当たり前のレベルの低い人は意外に多くいます。そんな先生に当たってしまうと、当たり前の感性は狂ってしまいますし、正しい感覚が身につくにはたいへんな時間を要してしまうかもしれないのです。あまり気にしないことかもしれませんが、大切にしたいものです。

 

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