TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

昨夜の雪と危機管理

 昨夜は雪が降ったので、念のため居残りは止めて授業終了と共に生徒を全員返した。事前に残ることを約束していた生徒もいたが、状況を説明して納得してもらった。授業が終わった時点では雪はやんでいたが、道路の凍結という危険が待っている。こんな日に生徒を残すことなどありえないことだ。だいたい、奈良盆地の人間は雪に対する耐性はほぼゼロである。昨夜のように1センチ程度でも積もるともう大変。パニックに陥る人もいる。大事をとって間違いはない。

 いつも思うが、こういうときにその組織の危機管理意識やその体制、リーダーの資質やいろんなことが噴出する。対応が遅かったり、指示が二転三転したり、現場がパニックになったりするようなところは危険である。前にも書いたが、もっと大きなハプニングがあったら確実に命に関わるだろう。そういうところは、今の内に辞めておくことを勧める。先日も、ゴールポストの下敷きになって亡くなった小学生がいたが、危機管理の甘さと、校長をはじめとする職員の意識の低さが露呈している。たいへん残念なことである。どうやら「杭が抜かれていた」ということが報道されていたが、杭を抜かれたことに気が付かないレベルの甘さなのである。子供を預かるところはもっと危機管理を最優先した上で、学習指導や教育にあたるべきである。

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