TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

高校へ行ったら一人で勉強ができる生徒になって欲しい

 標題のように思って小学生・中学生を教えている塾の先生は多いですね。高校生になったら先生に頼らなくても、わからないことは自分で調べて、参考書もしっかりと読み、試験前には計画をしっかり立てて、ノートも美しく、答え合わせもちゃんとして、何度も反復学習をしてほしいと思っている先生はたくさんいます。塾のチラシやHPにも「自主性」「主体性」「自学力」といった言葉が飛び交い、それらを目標としていることを謳っている塾は多いです。しかし、この力はそうやすやすと身につく力ではありません。定期考査をなんとかクリアするレベルであれば問題ないですが、ある程度の大学を目指すことを前提とした場合はたいへんです。先生を頼らず一人で…といのは上位のトップ層の生徒に限られてしまいます。「先生に頼らなくても…」というのはたいへん美しく響きます。またそれを言う先生が立派な先生に見えたりするものですが、本当に何を言ってるのかと思いますね。今時塾や予備校の世話にならずにある程度以上の大学に合格するのは不可能です。(特に公立高校の場合は…)高校の現状も知らないで綺麗事を言っているナイーブな塾講師の多いこと。また、塾講師は勉強ができた人が多いですから自分基準で語ってる場合もあるでしょうね。

 私は塾や予備校に通える環境であれば行くべきだと思います。何も、自学に拘る必要はありません。しかし、なんとなく通うのでうはなく、自分にあった良い先生を見つけて欲しいのですよ。また、良い先生を見つける力を身につけてけて欲しいのです。そして先生には思い切り頼って、先生をしっかりと活用する術を身につけるべきなのです。そんなことを中学生には教えておきたいですね。もちろん同時に良い本や参考書を見つけるようになることも大事なことです。

まとまりきっていませんが、眠いので今日はここまで。では。

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