TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

All3で諦めてはいけない!

 どれだけ頑張っても通知表の評価に「3」がつき続くとやる気も落ちるものです。特にALL3だとホンマに力が抜けますし、高校進学について絶望的になってしまいがちです。そして、早いタイミングつまり中1や中2で勉強に力が入らなくなり部活に傾いてしまう生徒が現れます。そんなに一生懸命にやらなくても3はとれますから、「まあいっか」と思ってしまうのです。しかし、そうなると、実は3を維持することさえ厳しい状況になり、気がつくと「2」が並んでしまうという事態に陥るかもしれません。ALL2になると多少の努力では這い上がれませんから、なるべくそうならないようにはしないといけないのです。特にALL2になってしまうような生徒は秩序やルールを無視し続けているものが多く、悪い癖だらけなのです。その悪い癖を抜くには最低でも半年、下手すれば1年以上かかりますからね。

 さて、公立高校の入試には内申点が必要です。ご存知の通り普段の通知表が内申点になっていくのです。そして、入試当日の学力検査と合わせて合否が決定されます。内申点が高ければ多少の実力の低さもカバーできますが、やはり、理想は内申点と実力点のバランスが保てていることですね。各校によって目安となる内申点がだいたい決まっています。上位校であえればほぼ満点近い内申点の生徒が多く受験します。トップ校の受験は内申点があるのが当たり前なのです。勝負は実力点。まさに1点でも多く獲ったもの、1点を失わなかった者が勝つのです。本当にシビアな戦いなのです。しかし、中堅校はどうでしょうか。もちろん内申点が高い者は有利です。しかし、高いと言っても満額の内申点を持っているというわけではありません。ですから、やりようによっては中堅校は内申点が多少低くても、受験者の平均を下回っていたとしても、十分に実力で逆転できる可能性があるのですよ。ペーパーテストが簡単過ぎるとそれも無理ですが、奈良県はまあまあの難易度で出題してきますから、厳しいところからの逆転の可能性はゼロではないのです。実際にそのケースは自分の塾生でも毎年のように見てますからね。通知表が取りにくくて、取れなくて、やるせない気持ちをお持ちの方も多くいると思われますが、どうか、自信をもって頑張り続けてほしいものです。

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