TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

塾の教材について

 ほとんどの塾は塾専用教材を使っています。これがまたよくできていて、市販のものとは全く違いますね。何が違うかというと、問題数の多さと解説の充実ですね。また、経験のない先生でもある程度の授業の質が維持できるようになっていますら、本当にすごいですね。それでも、ある程度の経験があるベテランの先生になるとこだわりがありますから、やっぱり満足できなくなります。経験を積めば積むほどベストな教材はなくなっていきます。となると、複数の教材が必要になり、2冊3冊を必要になるわけですよ。進学塾が教材をたくさん買わせるのはそういったところが大きいと思います。もちろん、生徒の学習量を確保も大きな目的ではあります。しかし、塾によっては大量の教材を買わせるだけのところも結構ありますね。下手するとほとんど使ったことがない教材があったり、同じようなものがあるので返品しようとしても受け付けてもらえないこともあるでしょうね。使っているかどうかは教材の痛み方でわかりますから、一度確認してみるといいでしょう。

 一方、教材が異常に少ない塾もありますが、これも疑問ですね。不十分な教材で成績を上げるのは至難ですからね、ちょっとどうかなと思います。しかし、中にはオリジナルの補助教材が充実している塾もありますからね、一括りにはできません。私の知り合いのSakura塾はこの系統ですね。購入する教材は少ないですが、自作の教材できっちりとカバーしています。理想的感じですね。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

www.sakurajyuku.net

 教材を作成できる力ってどの先生にも備わっているわけではないですからね、それだけでもすごいと思いますよ。塾選びの基準に入れるべきポイントです。それにしてもプリントの補助教材も無く、購入する教材も少ない塾は正直なところ怪しいですね。まあ、隠されたすごい技があるかもしれませんが…。

 あと、オリジナルテキストをやたらと自慢したり、売りつけたりする塾も怪しいですね。しかも、結構な値段で販売しているところがありますからね。完全オリジナルならまあそれなりの価値はあるかもしれませんが、そんなすごいオリジナル教材って無いですよ。(ちらちら見る機会はありっますが…)また、オリジナルと言いながら業者に作成してもらってる塾もありますね。資金力のある大手はその手法です。オリジナルはオリジナルですけどね。

 最後に、最もありえないのが汚いプリントのコピーをかなりの額で買わせるところですよね。それが中学校の過去問のコピーだったりすると更に驚きますが、田舎の塾にありがちでしょうね。でも、さすがに一部だと思いますけどね。

 

 塾にとって教材は先生に次ぐ重要なものですから、そこにどれだけのこだわりがあるかがその塾の強みであり、特徴にもなります。これから塾を選ぶ際には授業料で決めるのではなく、「教材」に注目していただきたいものですね。ちなみに、中学生であれば、5科目の教材費は1年で2万円前後は普通だと思いますね。中3では3万円近くは必要になります。そんなもんですかね。

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