teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

自然な日本語とは

 英語を日本語に訳すとどうしても変な日本語になってしまうことがあります。特に初期学習では元の英語がそのものが不自然なもの多くあり、文法に従って訳すとどうしても変な文になってしまうのです。例えば、This is an apple.(これは本です)ならまだしも、This is a red apple.(これは赤いりんごです)はまず言いいませんよね。実際、こんなことを言う場面にほとんど遭遇しません。この文自体があまりにも不自然なのですよ。でも、This apple is red.(このリンゴは赤いです。)ならまだましです。十分言う可能性があります。自然ですよね。まあ、こんな不自然な文に慣れてしまっているからかなのか、元から自然な日本語を理解していないのかはわかりませんが、学習が進んでいって、英文そのものが自然であっても、不自然な和訳に出会います。例えば「happy」がそれです。「happy」を「幸せ」と訳す生徒が圧倒的に多いのですが、場面によっては「うれしい」と訳したほうがいことが多いのです。例えば、次のような文ですね。I was happy when I got the present  from him.これを「プレゼントを貰ったとき、幸せでした」ではどうも不自然で重いのですよね。この文では「プレゼントもらったとき、うれしかった。」の方がやっぱり自然です。次も同様です。I was happy to hear the news.やはり、「幸せ」より「うれしい」の方が自然ですね。likeも同様ですね。言うまでもなくlikeは「好きである」「好きだ」訳しますが。This is a presnet from my father. I like it.という文では「好きです」よりは「気に入っている」と訳した方が自然なのです。

 私はこういったことが大変重要だと思っているので、普段の授業でやかましく言う方なのですが、なかなか生徒には伝わらないのですよね。上位校を目指すレベルの生徒でさえ時間が掛かるものです。比較的読書量の多い女子にはことは伝わりやすいですが、基本的に中学生ではなかなかわからないようです。だいたい、日常会話での言葉遣いが怪しいですからね。でも、これは学校教育だけの問題ではなく、大人側にある問題なのですよね。

 

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