teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

無料講座ねえ…

 何事もそんなにうまい話はありません。安いものにはそれなりの理由があるものですよね。格安のマンショッは事故物件です。アウトレットの商品はいわゆるB品です。傷があったり、ほつれていたりしています。バーゲンに出されるのは売れ残り在庫処分品ですよね。ですから、好みの色やサイズはありません。また、流通経路でコストカットしてるところもありますね。仕入れ値を抑えたり、中抜きをしたり、最悪なのは賃金をカットして低価格を実現というものあるでしょう。安さの背景にはどこかで犠牲が生まれているものです。もちろん、もともと値段が高すぎなのものもありますけどね。原価を知ってびっくりする品物はたいへんたくさんあります。

 塾でも最近は無料が多いですね。チラシをみると、入塾金無料、授業料無料、無料体験、無料講座と大きく書かれているものをよく目にします。1日無料体験はまだわかるのですが、5回も6回もある授業が無料とかは理解できないですね。値段を割り引くのはわかるのですが、無料ってどういうことでしょうか?元々値段が無いものなのでしょうか?料金を払う値打ちがないレベルの授業という解釈をすることもできますよね。なんか胡散臭いんのですよね。客引きのためのやり方ですが、経済の基本原則を無視でしてますからね。本当に意味がわからないのです。また、同時に客をバカにしているかと思いさえしますね。塾も企業ですから利益をあげないといけないので、綺麗事ばっかりでは成り立たないのは事実です。しかし、この無料には品格がありません。少なくとも教育業界ですからね。もう少しお上品にいきたいものです。たぶん、社員の人も複雑でしょうね。自分の授業が無料ですからね。一生懸命にやる授業が無料ってそれなりにショックですよ、普通の先生であれば。もしかしたら、そんなことを感じるほど授業に打ち込んでないかもしれませんけどね。特に、大手塾は授業に力を入れてないところも多いですしね。

 最近は自分のところでもやっている無料体験授業にも疑問を持ちつつあります。なぜって?それは塾生からは授業料を頂いてますからね。それを1回とは言え無料で受けることができるのも変な話ですよね。ということで、いっそのこと体験授業を有料にしようかと思ったことがありますが、さすがにハードルが上がりすぎるのでやめましたが…

 まあ、こんなことをダラダラ綴っているのは、近所に大手塾ができるからで、その塾が予想通り「無料◯◯」で来るわけですから、それに対するあてつけみたいなものです。別にうちみたいな小さな塾はもともと吹いたら飛ぶような弱小ですから、大手塾とは土俵は違いますし、そもそも向こうさんは歯牙にも欠けてないのは百も承知です。しかし、小さいなりに教育を大事にしたいと思っていますし、塾業界も大事にしたいと思っています。ですから、無料◯◯に対してはやはり疑問もありますし、文句もあるわけですよ。こんなことをしていると本当にダメになりそうでね。

 というわけで、ダラダラと書きましたが、きりがないのこの辺で。塾の先生仲間と話しているときのような内容ですね。

 

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