TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

2週間前の根拠って?

 いったい、誰がいい始めたのだろうか?「試験勉強は2週間前から始める」(1週間前というのもある)ってことを。まあ、ある程度の進学校を目指す生徒であれば、また普通の進学塾に通っていれば、2週間前から始めるように指導されるのが一般的だ。

しかし、この2週間前の根拠は何なんだろうか?たぶん、だれかが適当に決めたのだろう。2週間位かけてやればある程度の目標は達成できるだろうというという目算があったはずなのである。なんか、キリもいいといえばいいし。

 しかし、全員がこの2週間前に従う必要はない。学力は個人によって違うし、学習のペースも異なる、部活の忙しさもそれぞれである。だから、一律に決めることはできない。1周間で試験勉強が完成する生徒はそれでもいいし、3週間程度かけたほうが良い生徒もいるだろう。あるいは、試験勉強とうものを捨ててしまったほうが良い場合もあるかもしれない。自分の学力や取り巻く状況でしっかりと判断するべきなのである。もちろん、先生もその個人の状況によって指導は変えるべきだと思う。しかし、塾でも学校でも基本的に時期が来たら一斉に始めようというような空気がある。なんとも変な話である。学校も塾も集団で動くので仕方が部分もあるだろうが、それとこれとは少し話が違うのである。そんな一律の指導しかしないくせに、「主体性がない」などどと言われると、笑うしか無いのである。

 さて、9月も中旬である。2学期の中間考査が約1ヶ月後である。ぼちぼち試験の準備を始める必要がある生徒もいるだろう。主体的に判断してほしいものである。

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