誰の言葉か・・・

 先日、仕事帰りにコーヒーが飲みたくなって、コンビニに立ち寄った。店に入って書籍コーナーの前を通るときに、敬愛する本田宗一郎の本が目に飛び込んできた。その本の帯に「迷うな。好きなことをやれ。」と書いているのを読んで、突然元気がわいてきたのだ。疲れていたんだが、なんか嬉しくうなてコーヒーを一気飲みした。

 我々のような個人事業主は何の保障もなく、病気になったり倒れたら終わりである。幸い体は丈夫すぎる程なので心配ないが、いつどうなるかはわからない。常に不安はあるし、一つの不安を気にし始めると、どんどん不安が大きくなって、どうしていいか分からなくなることもある。いい歳して自信を喪失することも頻繁にあるのである。そんな憂いを感じているときに本田宗一郎の言葉はまるで鍼灸の鍼がツボをさすようにグサッと刺さったのだ。もやもやとした気持ちは一瞬で吹き飛んでしまったのである。言葉そのものは普通の言葉で特別な言葉でも凝った言葉でない。大事なのは発言者である。やっぱり自分の好きな人や尊敬する人からの一言は他の何よりも名言である。そんな当たり前のことを改めて経験して、いろいろと考えてる良い機会になった。

 

                           進学塾teTsu 塾長栗本博也