TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

勝手な判断はいけない

 例えば、テストで「これは私の帽子です。」という日本語を英語のする問題であれば、帽子は「cap」 でも「hat」でも構いません。文脈もないし、判断する基準がないですからね。実際、文脈があって絶対capで書かないといけないような問題もまずありません。

 しかし、模範解答が「cap」になっている教材で勉強したテストであれば、「hat」で答えるのはダメなのです。もちろん、答えとしては間違えてはいません。大事なのことは、模範解答に従うことなのです。別に同じだからhatで書こうという勝手な判断がダメなのです。これを曖昧にしてしまうと、自分の都合のいいような解釈がどんどん進行する可能性があります。そこから、自分勝手な適当な勉強になってしまうのです。指導やルールに従うこと、模範解答に忠実であることが基本的な勉強では特に重要になるのです。そして、判断できないことはかならず先生に尋ねることですよね。これは仕事をするうえでも同じです。

 ということを昨日の中1の授業で話をしました。このようなことはほかにもいくつかあり、徹底したいと思います。

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