TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

中学生も大変だ

 言うまでもなく生きていくことは大変だことだが、何も大人だけが苦労しているのはない。子供だって中学生以上になるとそれはもう大変な生活をおくっている。朝から学校へ行き、部活をして、塾に通い、帰宅したら22:00~22:30頃である。冷静に考えるといっぱしのビジネスマンにも負けないスケジュールである。活動の内容はともかくけっこう大変だと思う。さらには、部活の朝練があったり、塾で居残りさせれたりすると地獄のような一日になるである。また、中には中学校が遠くて通学に驚くほど時間をかけている生徒もいるだろう。

 我々のような塾の人間は、生徒の一日の終わりの方に接することになる。疲れがたまっている時間、電池が切れそうな時間に接しているのだ。だから、うまくやる気を引き出さないといけないし、受けるだけでエネルギーが増えるような授業を提供するべきだし、短い時間で十分な効果が上がるようなものを提供してあげないといけない。ただし、すきを見せると生徒も甘えを出すし手を抜こうとするので、うまくさじ加減をしないといけない。だから、私は居残りには気を遣う。朝練がある生徒とない生徒を同じ扱いにしないし、週明けの授業から残しまくるのもなるべく避けるようにしている。そのあたりは小さい塾なので対応は難しくないのである。

 さて、この忙しさにはもちろん賛否はあるだろうし、健全かどうかは微妙なところだと思う。しかし、この年齢の子供は暇だからといって勉強に打ち込むわわけではない。時間を持て余すとろくなことを考えない生徒もいる。だからある程度忙しい中で暮らしている方がむしろ健全だと私は思ってる。そして、この経験が大人になってから役に立つのである。

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